【投資ブログ】私がギグワークス (2375)を「買い」だと思った5つのワケ【東証二部】

企業分析

東証二部で好調な株を見つけ出す

いざ「日本株に投資するか!」と奮起して、自身がよく知っている銘柄を一つや二つ、適当に買ってみる。

そうするとだいたいの確率で、含み損を抱えると思います。私もそうでしたw

原因は、銘柄をちゃんと分析していないこと。

業績やビジネスモデル、テクニカル分析などのあらゆる視点を駆使しないと、相場にはうまく乗れないんだな、と気付かされます。

ということで今回は、東証一部と比較して機関投資家などの大口の参加が少なく、比較的ゆるやかに株価が推移することで知られる

東証二部

の中で、様々な観点からして、今後株価の伸びが期待できそうだった

ギグワークス (2375)

について、私なりに銘柄を分析した結果「買い」だと思った5つの理由をご紹介します。

すべてギグワークス公式のIR資料を参考に作成していますが、万が一間違いや問題があればコメントなどでお知らせください。

他にも、同じ東証二部銘柄のフマキラー(4998)に注目して、分析してみた結果を下記にまとめています。こちらもぜひ!

ギグワークスってどんな企業?

2020年10月期の決算短信および決算説明資料を参考に、ギグワークスの事業内容を見ていきます。

ギグワークスは、主に下記の二つの事業を行っています。

  • オンデマンドエコノミー事業
  • シェアリングエコノミー事業

順に見てみましょう。

オンデマンドエコノミー事業

こちらは、

ライフスタイルや人生のステージに合わせて「必要なときに必要なだけ働ける」をテーマとしたプラットフォームを提供する

引用:ギグワークス株式会社 2021年10月期 第1四半期決算短信

というもの。これだけだとまだぼやっとしているので、もう少し具体的に見ていくと

5,789人 (2021年度第1四半期 連結累計期間時点) の登録スタッフの方たちに、後述のようなお仕事を仲介する、いわゆる人材派遣業を主に行っているようです。

主なお仕事の1つ目は、ヘルプデスクやサービスデスクなどのいわゆる「お問い合わせ窓口」の受託業務

東京・大阪・福岡を中心とした全6拠点の自社運営のコンタクトセンターがあり、こちらで通販・テクニカルサポート・IoT関連のサポートセンターなどの受注拡大を目指しているようですね。

2つ目は、ITエンジニアによるシステム開発

受託開発に加え、自社プロダクトのCRMシステム「デコールCC.CRM3」というものを開発しているようです。

一エンジニアとしての意見ですが、受託開発だけでなく自社プロダクトをちゃんと持っているのは良いことだな、と思います。他社にあれこれ言われるだけでなく、自社でプロダクトの方向性を決めて開発出来ますからね。

ちなみにCRMとは Customer Relationship Management の略で、顧客との関係・様々なやり取りを管理するシステムなどを指します。

大きいところでいうとSalesForceや、MicrosoftのDynamics 365 for Salesがあり、競合が数多くいる市場です。

そんな中でも、改めてギグワークスの決算短信を見てみると

自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.CRM3」の販売は堅調に推移しております。

引用:ギグワークス株式会社 2021年10月期 第1四半期決算短信

となっていますね。

シェアリングエコノミー事業

こちらは

主に起業家や個人事業主支援を目的にスペースシェアを主体としたシェアリングサービスの提供

引用:ギグワークス株式会社 2021年10月期 第1四半期決算短信

というものです。

グループ会社のアセットデザイン株式会社で、首都圏を中心に63拠点のシェアオフィスを展開しています。このシェアオフィスの利用企業数は4,900社となっていて、既存オフィスの稼働率は88%とのこと。

コロナ禍で「そもそもオフィス、いる?」となっている中、この数字はかなり良いように見えますね。

私がギグワークスへの投資を決めた5つの理由

では、ここから具体的に、何故私がギグワークスへの投資を決めたのかをご紹介します。

5年連続で増益という業績の好調さ

ギグワークスの毎年の決算資料より、年度ごとの

  • 営業利益
  • 経常利益
  • 純利益

を表にしたのがこちらです。

出典: ギグワークス 各年度決算資料

いやー、美しい。w

2016年に上昇に転じた後、そのまま一度も落ち込むことなく、今に至ります。

2020年12月11日時点に発行した決算短信で、2021年10月期についても、オンデマンドエコノミー事業では

  • 文教市場におけるICT投資
  • 政府が推進する働き方改革
  • 感染症の拡大に伴うテレワークへの取り組み

などの社会環境の変化を背景に、

  • リモートワーク投資
  • ヘルプデスク
  • サービスデスク関連

これらのニーズが急速に高まる、とギグワークスは予測しているようです。

また、もう一つの柱であるシェアリングエコノミー事業についても、

  • 感染症の拡大に伴う解約の影響はほぼない
  • 各企業における在宅勤務やテレワーク勤務が増加している

とし、売上・会員数共に引き続き順調に推移する予定だ、としています。

そしてこの姿勢は、最新の2021年10月期: 第1四半期決算短信でも維持しています。

まだまだ強気のようですね。

EPSもしっかり上昇傾向

次に、発行済の一株あたりの純利益がどれくらいか、実際に稼ぐ力がどれだけあるかを示すEPSを見ていきます。

出典: ギグワークス 各年度決算資料

これもまた美しいですね。2016年から、順調に推移しています。

株式の発行数に対して、しっかり自社で利益を生み出していることが伺えます。

ビジネスモデルに将来性がある

前述のギグワークスの今後の業績見通しにもあったとおり、ギグワークスの事業は、とても昨今の社会情勢とマッチしているんじゃないかな、と私は考えています。

一つの職業に縛られ続けることなく、多様かつ柔軟な働き方が推進され始めている今。

副業を解禁し始めている企業も数多く出てきています。

そんな中、

「自由に、必要なときに必要なだけ働く」

と謳っているオンデマンドエコノミー事業は、個々人の働き方を広げるようなサービスですよね。

もう少し視野を広げてみます。

子会社のギグワークスアドバリューの2020年の6月15日のプレスリリース(参考リンク)を見ると、「ギガスクール構想」の推進企業向けの「GIGAスクール対応パッケージ」というサービスの提供を始めていることがわかります。

改めて整理しておくと、GIGAスクール構想とは、文部科学省が発表した

2023年度までに、生徒一人ひとりに

  • 一台の端末環境
  • 高速大容量の通信ネットワーク
  • 教育ソフトウェア

などを一体的に整備しよう、という構想のことです。

これを推進するある企業が、実際の

  • 初期工事
  • 環境整備
  • キッティング

などの諸々の作業を、このギグワークスアドバリューにまるっと委託できるようなパッケージサービス、ということのようですね。

少なくとも2023年度まではこのビジネスの伸びしろがありそうな予感がしますね。

改めてギグワークスの2020年度10月期決算短信を見ると、

各学校に1人1台の学習者用パソコンと高速ネットワーク環境などを整備する「GIGA(ギガ)スクール構想」に
関連する案件は、感染症によるPC調達の遅れはあったものの、作業効率化の効果もありパソコンのキッティング業
務や設定設置業務は堅調に推移しております。

引用:ギグワークス株式会社 2021年10月期 第1四半期決算短信

とのこと。

というわけで、展開しているビジネスに十分将来性があることがわかります。

直近で立会外分売と株式分割を控えている

立会外分配

2021年3月16日、ギグワークスは株式の立会外分売を、2021年3月24日〜26日に実施する、と発表しました。(参考リンク)

立会外分配。なかなか馴染みのない言葉だと思いますこれ。実は私も最近まで知りませんでしたw

こちらは大株主が所有する株式を、証券取引所の取引時間外(立会外)に売り出す取引のことを指します。

基本的にこの取引で購入する株式は、通常より割引された価格で購入できることが知られていて、個人投資家にとっては嬉しいイベントです。

純粋に私たち個人投資家にとって、参入のチャンス…!なんですが、もう少し詳しく見てみます。

この立会外分配の発表資料の中で、将来的にはプライム市場: 東証一部の後継市場への上場を目標としている、と言及しています。

2022年4月に東証一部などの既存4市場が解体され、新たに区分けされる予定の「プライム市場」への新規上場条件、とされる「時価総額250億円以上」への布石として、

この立会外分売を活用して株主への認知度を高め、流動性を向上させる。これによって、時価総額の引き上げを狙っているものだと推測できます。

株式分割

2021年2月25日、ギグワークスは「2021年3月31日を基準日として、2021年4月1日より、普通株式1株に対して3株の割合で株式を分割する」ことを発表しました。(参考リンク)

株価的には一株あたり3000円だったものが、1000円になります。

もちろんこの基準日に保有していた株主が損することはなくて、単純に100株保有していた場合は、それが300株になります。

こちらもちゃんと目的があって、投資単位あたりの金額を下げる事によって投資しやすい環境を整えて、株式の流動性の向上・投資仮想の拡大を狙っているそうです。

これらの株式的なイベントについては、流動性が高くなる分、その他の地合いが悪い場合は売り圧力になってしまうこともあります。

ただ、前述の通り業績が好調なので、むしろ買いの圧力になるのではないか、と私は予想しています。

テクニカル分析的にも上昇トレンド

では次に、テクニカル分析をしてみます。

2年スパンくらいの日足チャートがこちらです。

出典: Yahoo! Finance

現段階では、ゴールデンクロスは形成していません。

ただ、もう少し上がり幅が出てくると、5日移動平均線が25日移動平均線を上にブレイクアウトしそう、という具合です。

一方で、2020年12月上旬の価格と2021年2月の価格で直線を引っ張ってみているのですが

つい先日、この上昇トレンドラインの付近で反発していることがわかります。

若干の下振れをしていたんですが、しっかり戻ってきています。市場から意識されているのではないかと思いますね。

さらに、2500円が一つの基準ラインになっているようにも見受けられますね。

万が一ここまで下がってきてしまった場合は暴落を覚悟しつつ、撤退を検討しようと思いますw

MACDやRSIなどの「過熱感」を図るための指標を見ても、特段盛り上がっている雰囲気はまだない様子でした。

まとめ

ここまで、私自身がギグワークス(2375)を「買い」だと思った5つの理由についてご紹介してきました。

  • 5年連続で増益という業績の好調さ
  • EPSもしっかり上昇傾向
  • ビジネスモデルに将来性がある
  • 直近で立会外分売と株式分割を控えている
  • テクニカル分析的にも上昇トレンド

ということで、プラス材料しか今のところないと思います!

株価がどこまで伸びていくか、はたまたいつ暴落してしまうかは誰にもわかりません。

ただ、自身が投資に踏み切るための理由としては十分だな、と思った次第でした。果たして今後はいかに…!

ではまた!

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